タイ旅行記 その2(カンチャナブリ)
あっという間に2週間経ってますが、前回の記事はこちら。
タイ旅行記 その1(バンコク〜カンチャナブリ) - みつおの日記
今回はinカンチャナブリです。
カンチャナブリは、第二次世界大戦の面影が残ることで有名な街です。
日本軍が物資輸送のために、現地の方々や捕虜を酷使してタイとビルマをつなぐ泰緬鉄道を敷設し、その際に多くの犠牲者が出たそうです。
そのため、市内の見どころとして挙げられているのは戦争博物館、連合国軍共同墓地など、戦争の傷跡を伝えるものが多いです。
着いてからの予定は決めていなかったので、まずはその中でも最も有名な、「クウェー川鉄橋」に行ってみることにしました。
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チェックインには早かったため、泊まる予定の宿にバックパックだけ預け、身軽になって移動開始。
橋までは2kmくらい?で、トゥクトゥクに乗ってもよかったのですが、せっかくなので街の様子をみながら歩いて行くことにしました。
天気は薄曇り、程よい蒸し暑さ。
あぁ、東南アジアに来たなぁとしみじみします。
30分ほど歩くと駐車場やお土産屋のような並びが見えてきて、クウェー川鉄橋に到着。
正直なところ橋や景色自体はなんてことないのですが、負の歴史遺産が観光資源となって現在に利益をもたらすのなら、こういうクローズアップの仕方もありなのかなと思います。
だいぶお腹もすいてきたので、橋のたもとの水上レストランでお昼をいただきました。タイに来て初ご飯。
腹ごなしをしたところで、次の予定を考えます。
定番ルートでは戦争博物館などの展示を見に行くところなのですが、旅の目的を考えると、歴史を勉強するよりも、自然の近くでのんびりしたい。
ガイドを読んだり検索したりして、ワットタムスアという、高台にあり景色がきれいだというお寺に行くことにしました。
どうやって行こうかと考えながら歩いていたら、ソンテオという小型トラックの荷台に客を乗せて走る車のおっちゃんに声をかけられたので、交渉して連れて行ってもらうことに。
2,3時間貸し切りで500バーツってたぶん高いけど、そこは先進国の余裕を見せつけます。
タイ観光庁公式サイトによると、
ワット・タムスア(วัดถ้ำเสือ)はカンチャナブリーの有名なお寺。丘の上に立ち、遠くからも見ることができます。157段もある階段を登った先には、1973年に立てられたカンチャナブリーで最も大きい黄金の仏像「プラシンナプラターンポーン」が礼拝者を迎えてくれます。足が不自由な方はケーブルカーも利用可能。また、高さ75mもある9重仏塔の最上階から望む360度のパノラマ風景は、仏像の黄金と周辺の自然の緑の美しいコントラストも見ものです。
とのこと。
検索していて気がつきましたが、同じ名前のお寺がもっと南部のリゾートの方にもあり、そちらのほうがスケールが大きいようです。笑
さて、ではその階段とはどんなものかというと…
おぅふっ…!
ソンテオのおっちゃんはケーブルカーを勧めてくれましたが、せっかくなので階段を登りました。そこに階段があるから。
なかなかの迫力。
クウェー川や田園に囲まれた周辺の景色も、噂に違わず雄大です。
訪れる現地の方々は皆さんお参りされていたので、しばらくしきたりを観察し、僕も“参拝セット”を買って見様見真似でお参りしてみました。
どうやら[正座してお祈り→花を供える→線香に火をつけて供える→仏像に一体ずつ金箔を貼っていく]という流れのようでした。(違ったらごめんなさい)
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さすがに疲れてきたので、宿に戻ってチェックイン。
しばらく昼寝をして、夜はナイトマーケットに。
定着しているのか最近のブームなのかわかりませんが、それほど大きくないマーケット内に寿司屋が3ヶ所くらいありました。
とりあえず色々買ったのはいいのですが、意外に座って食べられるところがなく、両手もふさがっていたので、持ち帰って宿で食べることに。
寿司と、ガパオライス的なものと、コンビニで買ったタイのおしゃれクラフトビール。
まずは寿司から、いただきま〜す!
ぱくっ…
…
…
ウエッッホッッッッッ!!!!!
水、みずっ…!!!!!(ビール)
つけてもらったパックワサビ。こいつが殺人的な刺激物で、僕の呼吸器は一瞬にしてエマージェンシーコール発動でした。危なかった…!
タイで屋台寿司を食べるときはお気をつけください。(全部そうなの?)
ちなみにガパオっぽいほうも割と辛めでした。
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さあ、いよいよ次回はメインイベント・エラワンの滝。
どんな冒険が待っているのか!
つづく