ラオス旅行記 その2
<8/29・2日目>
さて、2日目はさっそく「メコン川クルーズ」!胸が高鳴ります。
朝7時半に起きて、宿は素泊りなので、街中の屋台でサンドイッチとフルーツシェイクの朝食。
ラオスはフランス領だったので、フランスパンのサンドイッチがメジャーとのこと。
フランスパンと言っても湿気のせいかバゲットのようなパリパリ感はなく、もっちりずっしり。
1本でサブウェイのLサイズくらいの食べごたえでした。
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9時頃開始のツアーには日本人4人が参加。ガイドは日本語堪能な現地の方でした。
こんな船に乗って、いざ出航。
川の上流に向かってのんびり2時間の船旅です。
いやー雄大。心が凪いでいきます。なんとなく、3年前のベトナムのハロン湾を思い出しました。あのときもこんな気分だった。
コーヒーも出してもらい、優雅な船旅。
さてしばらくすると、ルアンパバーン唯一の「酒造りの村」に到着。ここではラオスの米焼酎・ラオラーオを醸造しています。
お土産用の小瓶。50度の原酒だけでなく、赤米でつくった赤ワインみたいな味の飲みやすいお酒もあったのですが、それは固有のものではなく観光用に開発されたとのこと。マーケティングうまいですね。
伝統の織物と、村の子どもたち。
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さて、もう一度船に乗り、30分後にパークウー洞窟に到着。
ここには4千体もの仏像が安置されています。
もともと土着のアニミズムで寺院や偶像崇拝の習慣がなかったところにカンボジアから仏教が持ち込まれ、伝来者がひとまずこの洞窟に祀ったのが始まりなんだとか。
以降、神聖な場所として人々が仏像を奉納しに来るようになり、国王がこもって修行をしたこともあるんだそうです。
こういう話が聞けるのが、ガイド付きツアーのいいところですね。
先ほどの河沿いのが"1F"で、階段を10分ほど登ったところにあるこちらが"2F"。こちらは懐中電灯がないと何も見えないくらい真っ暗です。国王がこもったのはこっち。
記念写真。この日はケラケラTシャツでした。
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レストランで昼食を食べ、下りは1時間で到着。
午後はレンタサイクルを借りて市内を色々走ってみました。
ワット・プンパオ(Wat phonphao)。ガイドさんに教えてもらった、「地球の歩き方」の地図にさえ載っていない金色の寺。
丘の上にあるので景色がきれい。
ナムカーン川を渡る橋。
寺巡り。
ペタンクするおっさんたち。やはりフランス領時代に伝わった様子。
「負けたらコレだぜ!」って酒持ったおっさんが一気飲みの真似してました。
(たぶん)観光客用ではない、庶民の屋台。焼き鳥とか惣菜とか。
時間があれば食べに来ようかと思ったけど、機会を逃してしまった。
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夜はツアーで一緒だった学生くんと、メコンフィッシュバーガーのお店へ。
ラオス名物、パパイヤサラダ。"Spicy or Not spicy?"と聞かれて、せっかくだからspicyにしてみたが、辛くて食べられませんでした。
メコンフィッシュバーガー。「何の魚?」って店員さんに聞いてみたけど、「わからないけど、メコン川でとれた魚だよ」とな。こえー…。味は普通の白身魚でした。
ビールを飲みながらタイミングよくメコン川に沈む夕日も見られて、レンタサイクルの鍵をなくし25,000kip追加で支払ったこともどうでもよくなったのでした。
つづく